こんにちは!ケイです。
息子を妊娠中に主人が海外駐在となり、5歳になるまでワンオペで子育てしていました。
主人が海外から戻ったあとも、ほぼ家にいない生活のため、ワンオペ歴は今年で8年目。
辛かったり、苦労したりした経験を活かし、同じワンオペで頑張っているお父さん・お母さんへ少しでも子育てが楽になる情報をシェアしています!
今回は、ワンオペで疲れてしまったときに試したい対処法についてのお話しです。
ワンオペでの子育ては、子どもの命を守らねばならないプレッシャーをひとりで抱え込んでしまいがちです。
また、子どもが小さいうちは、なにをするにも思い通り進まず、買い物へ行くだけでひと苦労。
精神的にも身体的にも疲労困憊状態であると言えるのではないでしょうか。
今回は、ワンオペ育児に疲れたときに試したい対処法を7つ紹介します。
ワンオペが疲れてしまう理由についても筆者の実体験を交えながら紹介しているので、ここにもワンオペを頑張っている仲間がいると知ってもらえると嬉しいです!
ワンオペ育児が疲れる原因は誰にも頼ることのできない環境
子育ては楽しいことばかりではなく、命と健康を守らなければならない大きなプレッシャーもセットになっています。
ワンオペとなると、感じるプレッシャーの大きさはより大きくなるのではないでしょうか。
実際に、筆者も息子の新生児期は命を守ることに毎日必死でした。
小学生になったいまでも、同じ命を守る主人が不在がちなため、息子のちょっとした変化も相談できず、「自分の判断が息子の命を左右してしまう」「自分の子育てで息子がまっすぐ育つのだろうか」という心配や不安を常に抱えています。
くわえて、どれほど寝不足であろうと、体調が悪かろうと代わりに息子のお世話をしてくれる人がいない中での子育ては気を抜くこともできません。
ワンオペが疲れてしまうのは、精神的、肉体的なさまざまな要因が重なった結果です。
ここでは、ワンオペが疲れる理由について具体的に紹介します。
頼れる相手がいない
ご主人に頼ることができない状況下での子育ては、お母さんひとりで家事、育児をこなさなければなりません。
とくに、子どもが小さいほど助けを必要としたくなる場面は多いでしょう。
近くに実家や義理のご両親がいたり、気軽に頼みごとのできる友人がいたりするのであれば、困ったときに助けを期待できます。
しかし、実家が遠方である人も多く、また、実家が近くにあっても頼れない状況下であるケースや、お母さんの性格によっては友人に頼むことに気を引けると感じてしまうこともあるでしょう。
お母さんが自身体調不良になったときや、短時間だけでも子どもを見ていてほしいときに頼れる人がいないことは、お母さんにとって大きな負担となってしまいます。
子育ての責任に対するプレッシャー
子育ては子どもの成長を見られる楽しさや喜び以外に、命を守らなければならないという責任感も抱えています。
新生児期は、いつも息をしているのかチェックしていました(8歳になった今もたまにしてしまいます……)
ワンオペ中は、お母さん一人で一日中子どもの安全を守っています。
子どもの成長具合や発達具合を気にかけ、「元気がなければなにか病気なのではないか」「お友達をすぐ叩いてしまうのは子育て方法が間違っているからだろうか」など、常になにかしらの悩みを抱えているのではないでしょうか。
それらの悩みをご主人や周りの人とシェアできるのであれば子育てへのプレッシャーが軽減するのかもしれません。
しかし、シェアが難しい状況でのワンオペですと、お母さん一人でプレッシャーを背負わなければならず、心が疲弊していってしまう要因となってしまうでしょう。
寝不足
子どもが新生児のうちは、夜中に何度も起きてミルクをあげる必要があります。
また、幼児期になると子どもの夜泣き対応で寝不足になってしまうお母さんは多いのではないでしょうか。
ワンオペでは、寝不足な状態であったとしても誰かと交代して寝る時間を確保することはできません。
その結果、寝不足が続き、疲れを感じやすくなってしまうのです。
息子は生後6ヵ月から4歳ころまで夜泣きがあり、この時期は夜がくるのを恐れていました……
夜泣きをしても息子は翌朝になると元気いっぱい!毎朝6時ころに目を覚まし、7時には公園にいた日々を思い出します。
夫に理解してもらえない
「一日中家にいるのに部屋が汚い」「今日一日なにをしていたの?」
このような言葉を発するご主人はいらっしゃいませんか。
子育て経験のない人は、家にいるのだからある程度の家事はできるだろうと考えてしまうケースが多いようです。
しかし、実際は子どもの面倒を見たり、遊びにつきあったりしながら家事をおこなうのは重労働と言えるでしょう。
ワンオペ育児の大変さをご主人に理解してもらえず、否定的な言葉を発せられると心がぐったりと疲れてしまう要因となってしまいます。
これは精神的ダメージが大きいと思います!!!
なにごとも計画通りすすまない
子育てをしながらの家事は、常に子どもに呼ばれたり、なんらかの補助が必要だったりと、つねに中断せざるを得ない状態でおこなっています。
買い物へ行くにも、子どもにお出かけの支度をさせ、お店に向かうだけで大変です。
独身時代は、自分で計画をたてスムーズにこなせていたことが、子どものいる今は予測不可能なことの連続で自分のペースでおこなうことができません。
息子は寝ていても音に敏感なため、お昼寝のときはいつ起きるかとビクビクしながら夕食の準備をしていました。準備を終える前に起きてしまうことが大半で、散らかったキッチンを横目に息子と遊んでいました。
家事のひとつひとつが計画通り進まず、それが毎日続くことでお母さんたちのストレスはたまっていきます。
ひとりの時間が取れない
多くの人が自分をリセットするための時間を欲しています。
子育て中のお母さんも同じです。
ワンオペ中はひとりの時間が確保できずイライラしてしまったり、心が疲れてしまったりする傾向が高いと言えます。
座ってゆっくり食事をする時間がなく、トイレさえもゆっくり用を足すことができないのがワンオペ育児です。
息子はわたしが見えないと泣いてしまうため、主人や両親に預けることができませんでした。わたしにとって、ひとりの時間がないことがワンオペで一番辛かったことと言えるかもしれません
とくに、目の離せない小さな年齢のお子様を育児中ほど、リセット時間がとれず苦しんでいる人が多いのではないでしょうか。
ワンオペ育児で疲れたときに試したい7つの対処法
愛する我が子のためといえど、休憩時間のないワンオペ育児は疲れてしまって当然です。
しかし、考え方を変えたり頼れるものには積極的に頼ることでワンオペの負担を軽減することは可能と言えるでしょう。
ここでは、ワンオペで疲れた時に試してほしい対処法を7つ紹介します。
- 家事をさぼる
- テレビやスマホに頼る
- 時短家電の購入
- 一時保育に預ける
- 宅食サービスを利用する
- 家事代行サービスを利用する
- ワンオペの辛さを吐き出す
筆者は、7つ目が重要ポイントだと思っています!
7つの対処法をひとつずつ見ていきましょう。
家事をさぼる
疲れたときや忙しくて手が回らないとき、家事をすべてこなす必要はありません。
今日くらい掃除をしなくても大丈夫、栄養を考えたご飯を作らなくても大丈夫です。
さぼってしまいましょー--!!自分を甘やかすことも大切です
家事をしない時間に子どもと時間を気にせず遊んだり、お母さんの心と体を休めてくださいね。
笑顔のお母さんの顔が見られることが、お子様にとってなによりも嬉しい時間のはず。
さぼると決めたら、床の隅にたまったほこりは見てみぬふりをしましょう!
テレビやスマホに頼る
育児に一生懸命なお母さんほど、子どもにテレビやスマホを見せてはいけないと感じてしまうのではないでしょうか。
たしかに、子どもの体験機会を奪ってしまうため「小さな子どもにテレビやスマホを見せないほうがよい」という言葉をよく耳にします。
毎日テレビだけに子守をしてもらうことは問題ですが、お母さんの体調が悪い日や休憩したいときなどにテレビやスマホに頼ることは悪いことではありません。
お母さんの心と体が回復したあと、子どもと向き合えばよいのではないでしょうか。
また、テレビから受ける影響は悪いものばかりではなく、新しい情報や知識を得られるメリットもあります。
テレビやスマホを見せることに罪悪感を覚えず、その時間にしっかり休むようにしてくださいね。
時短家電の購入
お掃除ロボットや食器洗浄機などの時短家電を導入することで、家事時間の短縮が可能になります。
短縮できた時間を休憩や、子どもと遊ぶ時間にあてられるようになるでしょう。
人気の時短家電には以下のようなものがあります。
- 【掃除】お掃除ロボット
- 【掃除】コードレス掃除機
- 【料理】食器洗い乾燥機
- 【料理】電気圧力(調理)鍋
- 【料理】自動調理なべ
- 【料理】ブレンダー
- 【洗濯】衣類乾燥機
- 【洗濯】衣類スチーマー
- 【朝の準備】スマートスピーカー(子どものぐずりなどに利用できる)
時短家電を選ぶポイントは、「自分にとって負担となっている家事はなにか」「時間を費やしている家事はなにか」を把握することです。
苦手だったり、時間を費やしてしまう家事を時短家電におまかせして、精神的、肉体的な負担を軽くしましょう。
こちらの記事では、忙しい朝におすすめの時短家電と器具を紹介しています。
一時保育に預ける
お子様を一時保育に預けて、心と体をリラックスさせる時間を確保しましょう。
一時保育は、その名のとおり一時的に子どもを預けることができるサービスで、数時間単位から預けることが可能です。
「自分のリラックスのために、我が子を預けるなんて」という罪悪感は必要ありません。
親にだって息抜きは必要です。
「ファミサポ」や「市や地域のサービス」もどんどん利用しましょう!
最初のうちはお子様が泣いてしまうかもしれませんが、親の姿が見えなくなると、ケロッとして遊び始めることが多いようです。
また、一時保育に預けることは、友達ができたり新しい遊びや歌を覚えたりと子どもの世界観が広がることにもつながります。
預けることにネガティブなイメージを持たず、一時保育を利用してお母さんもリフレッシュしましょう。
食材宅配サービスを利用する
食材宅配サービスを利用して、買い物や食事準備にかかる負担を減らしましょう。
食材宅配サービスには、食材を配達してくれるものや半調理済みなもの、調理せずそのまま食べられるものなどがあります。
各家庭に合わせたサービスを利用するとよいでしょう。
食事の準備は、献立を考えることから始まり、買い物、調理と子どもを見ながらおこなうにはハードルの高い行程です。
とくに買い物は、子どもの人数、年齢、スーパーまでの距離や車のありなしによってハードルの高さがさらに上がることでしょう。
わたしは車が運転できなかったので、食材の買い出しが憂鬱でした。雨の日、イヤイヤ期まっさかりの息子を連れての買い物で泣いたこともあります…。
スーパーに行くと、余計なものまで買ってしまうことってありませんか。
食材宅配サービスを利用することで余計な買い物をせずに済み、節約につながるというメリットもありますよ。
こちらの記事では、食材宅配サービスのメリットとデメリットについて紹介しています。
家事代行サービスを利用する
家事代行サービスを利用すると普段手のまわらない家事をしてもらえるので、毎日こなさなければならない家事から開放されます。
たとえば、数日分のご飯の作り置きや、たまった衣服の洗濯、整理整頓などの依頼が可能です。
家事を気にせず済むため、時間を気にせず子どもと向き合えたり、自分の休息時間を確保したりできます。
1日だけでも家事のタスクから開放されるのは嬉しいですよね!
ワンオペ育児の辛さを吐き出す
ワンオペ育児の辛さや愚痴を吐き出すことは、心の安定やストレス発散に有効です。
ご主人や友人など身近な人に話を聞いてもらいましょう。
わたしは身近な人に愚痴を言えないタイプです。とくに主人には言えませんでした…。
身近に愚痴を言える相手がいない場合は、次の方法がおすすめです。
- SNSで発信する
- カウンセラーに相談する
SNSのアカウントをつくって自分の気持ちを吐露することで、ストレス発散や気持ちの整理をすることができます。
また、子育てに関する発信をしているうちに、同じ悩みや辛さをもっている人たちと交流できることもあるでしょう。
カウンセラーへの相談には種類があり、市の子育て相談やココナラの悩み相談など気軽にできるものも少なくありません。
ひとりで子どもの面倒をみる、育てることは肉体的だけではなく、精神的疲労が大きいものです。
ワンオペ育児の辛さのなかには、ご主人の子育てや家事への向き合いかたも含まれていることでしょう。
決して、ワンオペ育児の辛さを自分ひとりで抱え込まないでくださいね。
まとめ
ワンオペ育児は、24時間気を抜くひまがなく、自身の体調不良時も休むことができない過酷な作業です。
また、ご主人の育児や家事への無関心な態度に傷ついてしまう人も少なくありません。
精神的にも肉体的にも疲れてしまったときは、次の対処法を試してみましょう。
- 家事をさぼる
- テレビやスマホに頼る
- 時短家電の購入
- 一時保育に預ける
- 食材宅配サービスを利用する
- 家事代行サービスを利用する
- ワンオペの辛さを吐き出す
子どもはお母さんの笑顔が大好きです。
使えるものはなんでも利用して、お母さん自身の心と体の健康を保てるようにしましょう。
同じワンオペ仲間として応援しています!
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