こんにちは!ケイです。
息子が生後1ヵ月を過ぎたあとからワンオペ育児が始まり、今年で8年目です。
辛かったり、苦労したりした経験を活かし、
同じワンオペで頑張っているお父さん・お母さんへ少しでも子育てが
楽になる情報をシェアしています!
今回は、筆者にとっての課題でもある親の自己肯定感についてです。
「子どもには自己肯定感の高い人間になってほしい」そう願っているものの、親である自分自身の自己肯定感が低いことに悩んでいるのではないでしょうか。
自己肯定感は大人になってからでも高められます。
ただし、すぐに効果が現れるわけではないので、貯金のように日々少しずつ培っていくようにしましょう。
本記事では、自己肯定感を高める方法を6つ紹介します。
親であるあなた自身の自己肯定感があがることで、イライラや不安定さが軽減し、以前より楽しんでワンオペ育児をおこなえるようになるでしょう。
また、育児だけではなく、人間関係や日々の生活の充実度もあがるはずです。
親の自己肯定感を高める方法
自己肯定感を高めるために実践してほしい方法を6つ紹介します。
方法を実践するのは、思い出したときで構いません。
結果に焦らず、毎日コツコツと実践してみてください。
長い年月を得て染みついた自己肯定感の低さは、すぐに解消できません。少しずつ肯定感に塗り替えていきましょう!
方法1.自分の否定的な感情を認める
まずは、自分の否定的な感情を認めることから始めましょう。
自己否定感は、長年成長の過程で培われたものです。
自己否定感が培われた原因は、あなたの親御さんが問題であることが大半と言えるでしょう。
過去にがっかりしたことや悲しかったことを思い出し、そこで感じた想いを承認してください。
たとえば、「幼いころ、よかれと思ってした自分のおこないを否定された」という傷ついた気持ちを、「喜んで欲しかったんだよね」「お母さんの役に立ちたかったんだよね」というように自分で承認します。
親にしてもらいたかった承認を自分自身でおこない、封印していた気持ちに意識を向けてみましょう。
強い感情は一度や二度の承認では消えません。
しかし、自分による承認を何度も繰り返すことで、少しずつ過去の否定的な感情は消えていくでしょう。
方法2.アファメーションをおこなう
アファメーションとは、肯定的な言葉を繰り返すことで自分自身に思い込ませるテクニックです。
自己肯定感の低い人は、日頃からネガティブな言葉が多く出る傾向があります。
子どもにかける言葉はネガティブなものが多いですか?それとも肯定的なものでしょうか?
子どもに対してだけではなく、自分自身にも肯定的な言葉をかけるように意識してみましょう。
アファメーションの方法はシンプルです。
「わたしは子どもと幸せな毎日を過ごしています」
「わたしは素晴らしい人間です」
「わたしは最高な一日を過ごします」
などのように、自分にとってポジティブになれる言葉を口に出して繰り返しましょう。
アファメーションのポイントは主に3つです。
- 「わたしは~です」と主語を自分にすること
- 肯定的な内容にすること
- 現在形の文章にすること(未来形や願望の形にしない)
上記のポイントに注意して、あなたがポジティブになれる言葉を口に出してみましょう。
筆者は毎朝、「わたしは今日もすべてうまくいきます」「わたしは今日も幸せです」と口に出しています。
方法3.自分を承認する
毎日生活していると、ネガティブな感情が生まれることは多々あります。
とくに、家事や子育ては他人から評価されにくく、労働力や頑張りに対して誰にも認めてもらえず落ち込んでしまう人も少なくありません。
そのようなときはネガティブな感情を否定せず、心の中で「そういうふうに思って(感じて)いたんだね」と受け止めます。
受け止めたあと、あなた自身が努力していることや頑張っていること、よい点を自分自身で承認してあげましょう。
だってあなたが子育てしているから、子どもが笑顔でいられます。あなたが子育てしているから、ご主人は安心して仕事に集中できているのです。疲れて寝落ちしてしまうほど、一日中全力で子どもを守っているのですから。
方法4.ポジティブな表現をする
ネガティブな表現をポジティブな言い方に変えて使い続けていくことで、肯定感につながります。
自己肯定感が低い人は、自分自身や子どもに対しても否定的な言葉を使いがちです。
お子さんに「ダメ」や「できない」などを多用していませんか。このような場合、ご自身にも否定的な言葉を投げかけていることが多いです。
自分が発する言葉を意識してみて、ネガティブな言葉を言いそうになったときはポジティブな言葉に変換してみましょう。
すぐに変化を感じられるものではありませんが、意識してポジティブな言葉を使い続けることで自己肯定感を高められるはずです。
方法5.達成感を得る
肯定感を上げるためには行動することも大切です。
家事のタスクや、そのほか何でもよいので小さな目標を立てて、達成感を得るようにしてみましょう。
ただし、注意点は「できなかったことには注目しない」こと。
できない部分にスポットを当ててしまうと、自己肯定感を下げることにつながってしまいます。
「できなかったこと」は気にせず、「できた」自分を思いきり褒めてあげましょう。
一日の終わりに「今日のよかったこと」を3つ書き出す「スリー・グッド・シングス」も自己肯定感を高められます。
スリー・グッド・シングスとは、夜寝る前にその日起きたよいことを3つ書き出すもので、アメリカの心理学者であるセリグマン教授によって提唱されました。
書き出す内容は、「子どもの好きなご飯をつくって喜ばれた」「子どもの話をよく聞いた」「換気扇の掃除をした」など、簡単なものでかまいません。
セリグマン教授の研究では、1週間スリー・グッド・シングスを続けたところ幸福度があがったとの結果がでているので、自己肯定感を高めるおすすめ方法のひとつです。
筆者は日記アプリを利用して毎晩書いています!
方法6.肯定感を下げる人から離れる
あなたの肯定感を下げる発言をする人が周りにいたら、その人から離れましょう。
話していて「楽しくない」「心が重たい」など感じるのであれば、相手はあなたの肯定感を下げるような発言をしているのかもしれません。
同僚や家族など、離れたくても離れられない相手の場合もあるでしょう。
あなたの自己肯定感が高くなれば、肯定感を下げられる発言をされても気にならなくなり、うまく付き合えるようになります。
それまでは、「この人は自分の肯定感も低いから、わたしの肯定感を下げようと頑張っているんだな」と考え、相手の肯定感を下げる攻撃に自分を合わせないよう努力することも必要です。
職場やサークルなど、環境自体があなたの肯定感を下げるのであれば、そこから離れる決断も大切かもしれませんね…。
まとめ
親の自己肯定感が低いと、子どもに対する声かけがネガティブなものになりやすいため、子どもの肯定感を上げることが難しいと感じてしまうでしょう。
自己肯定感は大人になっても高めることができます。
まず、親であるあなた自身の心をケアし、自己肯定感を上げてみませんか。
自己肯定感が高くなればイライラや不安定さが軽減し、以前より楽しんでワンオペ育児をおこなえるようになるでしょう。
- 自分の否定的な感情を認める
- アファメーションをおこなう
- 自分を承認する
- ポジティブな表現をする
- 肯定感を下げる人から離れる
- 小さな達成感を得る
- 子育て以外で目標を持つ
6つの方法を毎日実践していくうちに、自己肯定感はあがっていきます。
自己肯定感は短期間で培われるものではありません。長い時間をかけてゆっくりと実践していきましょう。
焦りは禁物です!一緒にがんばりましょう!
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